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Idle talk 3
2008-03-14 15:12
こんにちは、ホワイトです。

ちょっと、黄砂ひどすぎるよ!
車砂まみれじゃん!
しかも洗車した次の日に黄砂ってどうなのよ!
チクショー!

さておき。
まずはリンクの追加から。

ケムマキの車掌見聞録
Gvで時々お世話になってるBLITZのケムマキさんのブログ。
詳細なGvレポが参考になります。
しっかり読んで勉強せねば(゚Д゚)ノ



で、今回も約一年ぶりにグダグダ小説。
一年で一作か・・・ホントはもうちょっと書きたいんですけどねぇ。
頭の中に妄想はいっぱいあれど、書く技術が追いつかないorz
そんな妄想の中の一つでつ。
今回の主人公は、某下水住人さんの某キャラクタがモデルになってる気がしないでもないです(д)
しかしまぁ、事後報告な上に、基本的にホワイトの脳内妄想なので、実際のプレイヤーさん及びキャラクタにはほとんど関係ありませんので悪しからず。
前作が何だかんだで長くなってしまったので、今回は短くまとまるように頑張ってみました。
なんかキリッとしないというか尻切れトンボというか・・・っていう作品になっちゃいましたが・・・orz

生暖かい目で、体の毒にならない程度にお読み下さい。
服用中に体に異常が見られたときは、ただちに使用をおやめ下さい。
 


何かを引きずるようなその音は、日の沈んだ砂漠に響いていた。
「ひぃ・・・ひいぃぃいぃぃっ・・・」
ズルッ、ズルッという音と共に、怯えたような男の声も聞こえてくる。
静寂な砂の海には、風すらも流れていない。
「あ、あんなバケモノ・・・・・・こ・・・殺されちまう・・・っ」
その男は、体を引きずり、這うようにして砂の上を進んでいる。
砂の上に残された移動の跡には、赤く染まっている砂もあった。
痕跡の先頭を進む男の体には、鋭利な刃でつけられたと思しき傷がパックリと口を開いている。
恐怖が貼り付けられた顔と、傷ついた体。
それは明らかに、何かから逃れようとしている行動だ。

しかし、その男の行動が、ピタリと止まった。
「あ・・・うぅぅぁあ・・・」
ガチガチと歯を鳴らし、恐怖に震えている。
その首筋には、黝く(あおぐろく)光る、刃が突きつけられている。
少し刃を動かせば、簡単に男の首は落ちるだろう。
その刃は、男の背後に立った人影へと伸びている。
「今度はバケモノ扱い?本当にデリカシーの無い奴等ね・・・」
それは若い女の声だった。20代中盤くらいだろうか。
やれやれ、と冗談っぽい声色ながらも、そこに漂う空気は恐ろしく鋭く、冷たい。
男の顔は、すでに恐怖でぐちゃぐちゃに歪んでいる。
「か、勘弁してくれ・・・っ!もうアンタにちょっかい出したりはしねぇから・・・!も、もちろん、あの男にもだ!た、頼む・・・命だけは・・・・・・!」
その嘆願は恐怖の涙で嗚咽混じりだ。
女は人差し指をあごに当て、少しだけ顔を傾けた。
「そうねぇ・・・もう来ないって言うんなら、助けてあげてもいいかしら・・・」
かすかに見えた希望に、男の顔がパッと明るくなる。
しかしその光明は、暗い砂漠にはあまりに不似合いな物だった。
「でも――」
黝い刃に、月の光が反射した。
「残念だけど、私は死神。死神が命乞い聞いてたら・・・立場なくなっちゃうでしょ?」
その声は、やはり冗談のような雰囲気だ。
だが、その冗談っぽくも一片の慈悲も無い言葉を聞くことができた者は、すでにその場にはいなかった。
本来あるべき場所から切り離され、地面に転がった人間の頭部からは、赤黒い液体が流れ出ている。
その液体はみるみる内に砂に吸い込まれていき、そこに留まることさえ許されなかった。








静寂を守っていた砂漠に、どこからか、デザートウルフの咆哮が響き渡った。










■死神とワルツを










数年前、『死神』と呼ばれたクルセイダーがいた。
そのクルセイダーは女性でありながら、王国騎士団の最精鋭部隊である第六師団への入団を許された数少ない存在だ。
長い歴史を持つルーンミッドガッツ王国騎士団でも、第六師団に入団した女性騎士は彼女を含め四人しかいない。
そして、その名誉に恥じぬ実力を彼女は持っていた。
特徴的だったのは、彼女が使用していた武器だ。
それは、黝い刃を持つ、クレセントサイダーと呼ばれる巨大なデスサイズ(死神鎌)だ。
鎌を使用した騎士というのは過去にも前例がなく、その戦い方も独特だった。
まるで円舞曲を舞っているかの如く華麗に美しく、しかしそれでいて敵に対しては非情なまでに冷酷。
周囲が彼女のことを、『死神』と呼ぶのにそう時間はかからなかった。

しかし、死神はある日忽然と、人々の前から姿を消した。

理由も、その後の消息も不明。
生死すら確認できずに時間が過ぎていく。
そして死神は、やがて人々の記憶から消えていった。







「死神か・・・何の用だ?」
オアシスの木の根元に腰を下ろしていた男が口を開いた。
日が沈みかけ、薄暗くなった砂漠。周囲には、彼以外の人間の姿は見えない。
これから訪れる闇から逃げるかのように、スコーピオン達も息をひそめている。
やがて、彼から少し離れた岩陰から人影が姿を現した。
「まったく・・・ホントどんな感覚してんのよアンタ。背中に目ついてるんじゃないの?」
その人影はやれやれ、とかぶりを振り、ため息混じりに言った。
現れた若い女は、一見すると王国騎士団のクルセイダーのような姿をしてる。だがよく見れば、それが正規の王国騎士の姿ではないことがわかる。
「一応気配は消したつもりなんだけど」
男に気づかれたのが気に入らないのか、ぶっきらぼうに言う。
しかしそれ以上のぶっきらぼうさで、男が言葉を返した。
「それで、用件は何だ?」
女は再びかぶりを振った。
「相変わらず愛想ないわねぇ・・・。それじゃ一生独り身よ?情報持ってきてあげたのよ、情報を。」
情報、という言葉に男が反応し、それまで閉じられていた目がゆっくりと開かれた。
その瞳は、右目は黒く左目が青というヘテロクロミアだ。
彼が、『万華鏡』と呼ばれている所以である。
「どうやら、大方は予想通りみたいね。連中、レッケンベルとキルハイル、どっちにもパイプがあるみたい。資金提供の見返りに、両者の技術提供を受けてるってところかしら。」
彼女は独自のルートによって得た情報を彼に伝えた。
それはどれも、公になれば大きな問題になるものばかりだ。
だが、レッケンベル社キルハイル社共に、国家にすら非常に大きな影響力を与える企業だ。
そのような問題が簡単に公になることはまずないだろう。
そうしようとする者がいれば、間違いなく『消えて』しまう。

「今回わかったのはこんなところ。でも、相変わらず目的は見えないわね・・・。なに考えてんだか。」
情報をすべて伝え終わると、皮肉混じりに、やれやれとかぶりを振る。どうやら彼女の癖のようだ。
一方で、それまで特に反応らしい反応も見せずじっと座ったまま彼女の話を聞いていた男が、スッと立ち上がった。
「連中を止めるのがアイツの意思だった。だが俺はアイツほど器用じゃないからな・・・できることは一つしかない。だからこそ、俺は俺のやり方でその意思を継ぐ。連中の目的など関係ない。」
それは、自分に言い聞かせているようにも感じられる言葉だった。
そこには、強い悲しみと、自分自身への怒りが滲んでいる。
あの日失った温もり。強く握り締められた拳には、数多の返り血にまみれながらもその温もりが消えずに宿っていた。
女は、やれやれ、とため息をつく。
「ま、理由こそ違えど同じ目的があるんだし・・・ギブアンドテイクでいきましょう。それに、もうちょっと素直になってもいいんじゃない・・・相棒?」
そう言ってニヤリと笑う。
しかし男は相変わらず、それらしい反応はしない。フン、と小さく鼻を鳴らしただけだ。
だがそこには、彼が常に持っている、自分以外すべてを排他するというような雰囲気は感じられない。
かつて彼に人の優しさを教えた男と同じ空気を、彼女に感じているのかもしれない。

「ところで――」
死神が口を開いた。
「アンタ、私以外にお客さん呼んでたのかしら・・・?」
突然突拍子も無いことを言い出す。
あたりに、彼ら以外の人影は見えない。
しかし、万華鏡も感づいていたのか、暗闇に意識を向けている。
「呼んだ覚えは無いんだがな・・・どうやらパーティーでもするつもりらしい」
「やれやれ・・・人気者も大変ねぇ」
そこに緊張感は感じられない。だが、先ほどまでとは違う空気になっているのは事実だった。
「この程度ならお前だけでも十分だろう。ダンスでも舞ってもてなしてやれよ」
そう言うと彼は、一人歩き出した。
それを見た死神が声を上げる。
「ちょっと・・・こんなにか弱いレディー一人に任せる気!?」
だが、彼は気にもかけずに歩いていく。やがてその姿と気配は、薄暗い闇の中へと吸い込まれるようにして消えていった。
「あのやろー・・・情報料倍にして請求してやる・・・!」
キリキリと歯を鳴らし、地面をバンバンと踏みつけた。
そうやって地団太を踏んでいると、彼が消えた方向とは逆方向から、数人の男が姿を現した。
そこには、焦燥が見て取れる。
「くそっ!どこ行きやがった!」
「バカヤロウ!だからさっさと殺しちまえばいいって言ったんだろうが!」
「うるせぇ!!だいたいテメーがビビッてたんだろう!」
言い争っている男たちは全部で7人。それぞれが、手に武器を持っている。
その様子を見て、死神が再びため息をついた。
「なんで私に寄ってくる男ってこんなのばっかなのかしら・・・」
男たちは、非の擦り付け合いに躍起になっている。
その中の一人――おそらくリーダー格の男だろう――が、仲間を制止した。
「落ち着け。もう追っても無駄だ。簡単に追いかけられるような痕跡は残していないだろう。」
「け、けど、どうすんだ!あの男の左目くり抜いて持っていけば一億なんだろ!?みすみす逃がせるかよ!」
「そこの女なら何か知っているだろう。居場所を吐かせるしかあるまい。」
リーダー格のその男の言葉で、男たちの視線が一斉に死神に向けられた。
しかし当の死神は、別の事へと意識を集中させている。
(左目が・・・一億?)
殺し屋として名の通った万華鏡への怨恨で、彼の命を狙う者も少なくない。
だが、左目そのものに懸賞金というのは聞いたことが無かった。
それに、彼を狙うのは、ほとんどが彼を妬む同業者である。それゆえ、体の一部位を狙うなどとは考えにくい。
目だけを狙うくらいなら、殺したほうが手っ取り早い上に、簡単である。
つまり、この左目の一億は、何か別の特別な理由があるということになる。
(あのヘテロクロミアが目的・・・レッケンベルの人体実験絡みかしら・・・?)
しかし、ただの異色眼にそれほどまでの価値があるとも思えない。
考えた末、やれやれと首を振る。
(相変わらず隠し事の多いやつね・・・)
そして、男たちの方へ向き直ると、ニヤリと笑った。
「面白そうなこと話してたわね。ちょっとお話聞かせてもらえる?」
その手には、それまで背中に携えられていた大鎌が握られている。
ブン、ブンと2、3度大きく振り回す。
それを見た男たちが身構えた。





「さぁ、最初にダンスの相手になってくれるのは誰かしら――?」







太陽が地平線に飲み込まれ、闇に包まれた空には、三日月が煌々と、冷たい光を放っていた。












                             "The waltz with the death" closed.






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別窓 グダグダ小説 コメント:4 top↑
<<ω_(゚∀゚`)≡(´゚∀゚)_ω モヒョヒョヒョヒョ +10頭巾 今年もヴァ('A`)レンタイン>>
コメント
(='ヮ')……














Σ( ̄□ ̄;)!!!!!!!

なんというホワイトデーだっwww

≡◇ω◇)b ぐっじょぶ!!!
2008-03-15 01:08 | URL | そうう #ZJmJft5I 内容変更 top↑
「クルセ」って出たら一発で分かった(*´□`)ゞ
次は梅干型セージとかどうデス?!
2008-03-15 13:18 | URL | ぷせる #S/Bd5JDk 内容変更 top↑
wさんのセンスの良さに感動しました(;゚Д゚)
たまには、シリアスな感じのwさんも良いと思ったナプでした
あと発光式の時に水スティレありがとうございました~☆
wさんの発光式にはぜひ呼んでくださいな^^

あと良かったらリンクもらって良いですかね~(/ω・\)
2008-03-22 15:24 | URL | ナプレシオ #- 内容変更 top↑
>そううさん
  (´ー`)b

>ぷせるさん
  数年前、『梅干』と呼ばれたセージが・・・なんかちげぇ(д)

>ナプレシオさん
  ありがとうござーますー(´∀`)
  そして発光おめでとうござーますー。
  リンクどんどん持ってってくだしー
2008-04-01 21:22 | URL | ホワイト・ライアット #5h.aGyeY 内容変更 top↑
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